8月は社労士事務所の繁忙期を終え、比較的落ち着いた時期です。
算定や年度更新の振り返りを行い、日々の業務を見直しましょう。
また算定の結果から顧問先の一年の社会保険の振り返りをするチャンスです。
未加入一覧や今後の社会保険料を算出など今後の見通しや分析につながる資料の作成の社労士事務所としてのサービスはいかがでしょうか。

TASK

  1. 夏季休業のお知らせ
  2. 算定の結果を伝え、社会保険の振り返りを行う
    (社保未加入一覧、改定後の保険料の増減等一覧(以下算定レポート配信例を参考ください)

配信サンプル

<タイトル> 
夏季休業のお知らせ
<内容> 
誠に勝手ながら、以下の期間を休業とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
◆8月⚪︎日(⚪︎)から8月⚪︎日(⚪︎)まで ◆
※概要欄に営業日カレンダーを載せていますので、必要な時はご確認ください。

<一言アドバイス>
事務所営業日カレンダーを作成して誰でもURLをわかるようにしておくと、顧問先も安心できるでしょう。
チャットワークであれば概要欄を利用すると良いでしょう。
参考 Jinji年間カレンダー

2023/7 Jinji社会保険労務士法人「Jinjiからのお知らせ」チャット配信より

<タイトル> 
令和5年算定レポート
<内容> 
社会保険は毎年4・5・6月に支払われた給与をもとにすべての加入者の保険料の見直しを行います。
見直しの結果は9月分(10月支払給与)以降の保険料に反映されます。
これを「算定」といいます。( 算定以外でも昇給などによる見直しが行われることがあります。それは「月変」といいます。)

この度、算定の手続きを完了しましたのでレポートを配信いたします。(新保険料は9月下旬にお知らせします。)
社会保険料は事業にとって大きな負担となっています。
給与や保険料の推移を把握し分析して負担に備える一助になれば幸いです。

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1  対象人数、平均月額給与、保険料の増減
2  4・5・6月の算定対象給与(2・3月は参考)
3  保険料の増減(本人負担・合計負担)
4  過去1年間における月額給与の推移
5  2022年6月を100とした1年間の保険料の推移
6  社会保険に加入していない方のリスト(★マークがある場合は、必ず下記【加入要件・原則 】をご確認ください。)
7  過去1年間の手続き履歴(履歴がない場合は省略します)
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【 加入要件・原則 】
一般的には、週30時間(加入者が100人以上の場合は週20時間)以上、働いている方が加入しなければいけません。
7月以降も同様の働き方をしている場合は加入をご検討ください。
年金事務所の調査により、さかのぼって強制的に加入されるケースもあります。

【 加入要件・令和6年10月改正 】
令和6年10月以降、加入者が50人を超えている場合、下記すべてに該当する方も加入しなければいけません。  
◆週20時間以上 ◆雇用見込み2か月以上 ◆月給88,000円以上 ◆学生でない

23/8/10 Jinji社会保険労務士法人 顧問先別個別配信より